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これはダイハツタントで長年使われたラジエター。
アッパー側からの液漏れにひび割れ、軽く触っただけでもボロボロと崩れていった。
こんにちわ泉タイヤです!
今回は車検で入庫したダイハツのタントが整備をしているとなにやら甘い匂いがしてたので、調べたらラジエターのアッパー(上側)より漏れていたので交換したお話。
ラジエターとは?思われる方に少しだけご説明を。
エンジンが動いていると内部で爆発が起きており、その力を利用して車は動いている。
しかしながらそうやって動いているものなので、エンジンが熱くなってくる。
その熱をクーラント液と言う特殊な液体を使って冷やしているのがラジエターと呼ばれるパーツだ。
もしクーラント液が漏れたままだと、エンジンは熱くなりすぎオーバーヒートして簡単に言うとエンジンが壊れるのだ。
修理となると状態にもよるが2,30万以上はかかるだろう。
ラジエター上部のつなぎ目だが、赤くなっているのが分かるだろうか。
この車両は上部のつなぎ目と劣化による亀裂が入っており、たまたま車検で入庫するほんの少し前から漏れ始めたみたいで、オーナーに聞いたところ全然気が付かなかったそうだ。
手遅れになる前で運が良かった・・・
ところでダイハツタント系の純正ラジエターはよく漏れると言われておるので、少し距離が走っていてエンジンのあたりから甘いにおいがしてきたらすぐに点検をお勧めする。
さてラジエターの交換となると、軽自動車はフロントバンパーを外すことから始まる。
そしてクーラント液を抜いたのだがすごい綺麗で、メンテナンスはしっかりとしてあるのが分かる。
ちなみにクーラント液は毒性があるので口や目に入ったりしないように気を付けて作業をしないといけないのだ。
ラジエター下部にはクーラント液の滴った跡が残っている。
ATオイルの配管も見える。ラジエターの内部でATオイルも一緒に冷やされているのである。エンジンルームにスペースがある車だったりするとオイルクーラーが別でついていたりもする。
そしてこれらとラジエターホース、電動ファンを外したらラジエターを取り外すことが出来る。
ラジエターが取り外された。
動かすのに軽く握ったら折れた。これほどまで劣化していたのだ。
車は動いていると常時振動があるので、走っている最中にこうなったらラジエター液は吹き出しエンジンルームより煙は立ち上がり、事故につながりかねない状態になっていただろう。そしてエンジンは止まり、走ることもできなくなり多額の修理代と面倒なレッカー移動の手配が始まる。
気が付かずそのまま乗っていたらいずれこの車両もそうなっていただろう。
新品のラジエターにホース類。
これらをササっと取り付け。
あとは元通りに組み上げるのみ。
サブタンクも外したついでに綺麗に洗浄して取り付け。
あとはクーラント液を入れ、エア抜きをして終わりだ。
これでまた安心して乗ることが出来る。
ラジエターはすべての車についているので液漏れはどの車にも起こる可能性がある。それが早いか遅いかだけの違いである。
あと車の故障の相談を受けた時よく聞くのが、
何か変とは思ってたけど動いていたから大丈夫かとも思ってて・・・
車は人と違って話したりたり自分の力で直す事も出来ないので、車が出すサインを見逃さずおかしいと思ったらまず相談するのが一番だ。何事もなければそれに越したことはないのだから。そのためにも安心して相談できる工場を見つけるのが一番の予防になるのかもしれない。
泉タイヤは些細なことでも気軽に来れるお店を目指しておりますので、皆様のお越しをお待ちしております!
それではまた次回をお待ちくださいませ!
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